新作版画情報 てぃんくる先生~その2
版画情報
2019.08.27
てぃんくる先生新作版画の続報です!
今回はなんといっても漆版画で新たな挑戦を。
そもそも漆は日本古来の伝統工芸であり、
現在世界的な評価もどんどん上がっています。
その漆工芸を彩る技法の1つが螺鈿細工を今回初めて版画制作に取り入れました。
螺鈿とは貝殻の内側の真珠層の部分を切り出した板状の素材を用い様々な細工を行う技法です。
どれだけ細かい細工が施すことができるかが職人の腕の見せ所であり、今回の作品の『夢現(ゆめうつつ)』を表現するには最善の手段でした。
では、なぜ今回ここまで版画制作にこだわったのか。
今回の作品が『レゾネ』だからです。
『レゾネ』とは本来は画家が生前に制作した版画の全作品カタログをさしますが、今回は2012年~2019年までに発表されたてぃんくる先生のオリジナル作品をなんと『版画』そのもので制作した豪華企画の第二弾になります。
だからこその『特別仕様』
詳しくは会場にてご覧になってください。